Yonezawa Satomi 米澤さとみ

金魚の横顔

金魚を飼っていた。1.5m×1.8mの大作。

美しさを描こうと何度もスケッチをして、一番美しいと思うところを拡大して、描いた。

制作途中で、金魚が亡くなった。

1人で制作していたから、金魚がいなくなって、さらに孤独になった。

人のことは本当は分からないかもしれない、という孤独。

いなくなった後に、描き上がったこの作品は、自画像であり、金魚の面影が残った。

次へ 投稿

前へ 投稿

コメントを残す

© 2024 Yonezawa Satomi 米澤さとみ

テーマの著者 Anders Norén