バラを見続けていた。どの瞬間が一番美しいのだろうと、考えていた。
制作中にバラは何十本と枯れてしまったけれど、美しさを見つけることは出来た。
バラは咲き始めと、枯れる一歩手前が一番美しい。
死と生が美しいということ。バラを女性に例えるということ。やはり、とても官能的で、冷ややかな自画像なのかもしれない。
幻の花、なのだろう。システムに飲み込まれそうで恐がっている。22歳の私が表現したかった、その時に現れて消えていった幻の花が咲き続ける。
2020年2月21日
バラを見続けていた。どの瞬間が一番美しいのだろうと、考えていた。
制作中にバラは何十本と枯れてしまったけれど、美しさを見つけることは出来た。
バラは咲き始めと、枯れる一歩手前が一番美しい。
死と生が美しいということ。バラを女性に例えるということ。やはり、とても官能的で、冷ややかな自画像なのかもしれない。
幻の花、なのだろう。システムに飲み込まれそうで恐がっている。22歳の私が表現したかった、その時に現れて消えていった幻の花が咲き続ける。
© 2024 Yonezawa Satomi 米澤さとみ
テーマの著者 Anders Norén